目次
堺祐一郎さん

Instagramの運用を始めて2年1か月で5万人フォロワーを達成。
主にInstagramを使って韓国語の発信をしている。
【運用メディア】
✔︎韓国人が、リアルな韓国語を教えるTikTok
https://vt.tiktok.com/ZSd5Fea4g/
✔︎運用2年間で5万人フォロワー獲得したインスタアカウント
https://www.instagram.com/koreansuppo…
✔︎ゆちょるのツイッター
https://twitter.com/korean_yucheal
今回も堺さんとの対談を通してInstagramでリサーチ&差別化して効率よくマネタイズする方法について詳しく伺いました。
ぜひこれからInstagramを活用して効率よくマネタイズしていきたいと考えている方、副業に興味がある方には必読の内容となっておりますので、ぜひ最後までお読みください!
インタビュー

今回は堺さんをゲストに招きまして第3回目のインスタ運用講座となっております。
今回は前々回の記事でInstagramの原理原則についてお話ししたのですが、その原理原則に則って各回の構造を作っております。
まず 全体の流れを把握してからの方が進みやすいと思いますので、もし まだ1本目のブログを見ていない方がいましたら
ぜひ そちらの方をまずご覧になってからこちらの記事をご覧ください!
今回は第3回ですね。
今回のテーマ:伸びるインスタアカウントを作るためのリサーチ方法を徹底解説!

まず今回リサーチ方法を伝えるにあたって、
Q.リサーチに対しての全体の流れとは?

②ペルソナを決める
発信したいユーザの把握というのをしっかりとしていきます。
③インサイトの追求
ユーザーの抱えている悩みを根掘り葉掘り 深堀りしていくことが大事になっていきます。
④コンセプトを決めること
自社の持っている強みだったりとか他社と比較してここを推したい!というポイントをまとめて、それをしっかりとコンセプトとして活かしていくことが事になってきますね。
早速その流れについて詳細にお聞きできたらと思うんですが、まず1つ目が、
Q.他者のインスタアカウントのリサーチについて

同業種に関しては10種類リサーチして他業種に関してはデザインをリサーチする。
同業種はどういうふうな運営をしているのかなという参考を探して、他業種はデザインだけを見るということでしょうか?
その理由としては、同業種に関しては発信する内容をリサーチだったりとか発信しているペルソナがどういうペルソナを設定して発信しているのか?を確認します。
あとは投稿とストーリーなども細かく見ていくことが大事なのですが、他業種に関しては同業種を真似していってもそこの差別化がなかなか生まれないので、他業種も見ていってデザインを真似していくことで差別化を出していくことが僕の中の意見ですね。
結構リサーチは、同業種で終わる人めっちゃ多くないですか?
はい、そうですね。
凄く恥ずかしい経験があるんですが…
その時とかは同業種しか見ていなかったんですよね。
その結果 何が起きたかというとどんだけ投稿しても埋もれちゃったんですよ。
見ても視覚的に差がないし…
コンテンツ的にも差がないからどうしても埋もれてしまって全然伸びなかったというのは、今思えばそこが反省点かなというのがあるんですが、他業種も見るというのはめちゃくちゃいいですね!
「美容」ってめっちゃ広いじゃないですか。
でも 自分が美容の中の「ニキビ」について発信していくんだったら「ニキビ」を同業種というのかそれとも「美容」を同業種というのか。
どこまでの広さがありますか?
そこに関してはニキビだと「スキンケア」までが同業種かなというふうに思いますね。
具体例の部分をどんどん抽象化していってそこが広すぎず 逆に狭すぎず、そのいい塩梅の決め方というのが僕まだ思い付かなくて、堺さん的にはどういうふうな同業種という定義があるのか教えていただきたいです。
最初の段階でマネタイズを決めたかと思うんですが、マネタイズ先が同じだった時 同業種かなというふうに思っておりまして。
マネタイズ先として例えば アフィリエイトを選んで化粧品をゴールにした時に化粧品を販売しているアカウントは全部が同業種ということですね。
そうですね。
例えば もっと細かく言えば、さっきのニキビの話だったらニキビが治るクリームをアフィリエイトしているアカウントがあったらそこが近しい同業種みたいな。
一応 「広い同業種」で言ったら化粧品を取り扱っているところは「広い同業種」ということですね。
そこはどっちを先に見ていくものなんですか?
広いところから攻めていくのか?
狭いところからリサーチしていくのか?
理由としては、自分と似たような発信をしていく中で、まず発信の軸というのを掴むという意味で、まず近しいところから調べていってそこから幅を広げて色々なアカウントを勉強していく方がいいのかなと思っています。
そこでリサーチの部分で同業種と他業種を見ていきましょうという部分で他業種のデザインはすごくイメージついたんですが、同業種も今どこまでが同業種かわかったのですごくイメージつきました!
でも実際 どこを見ていくんですか? 数値の面とか…
伸びているアカウント・伸びていないアカウントなど僕は正直あまり判別がつかなくて…
10万フォロワーいても勢いがある10万フォロワー・勢いが無い10万フォロワーなど、そういうところはどうやって見抜いていくものなんですか?

本当に仰る通り、たとえ今10万フォロワーだとしても、アカウントがその時になって止まっているかもしれない可能性もあって、投稿を遡ったりしてどれぐらいの期間投稿していて10万人なのかとか、凄い短い期間で例えば 1万人とかいっていたらそれは参考にするべきだなというふうに思うので、期間とフォロワーの具合のこの2つのバランスをとって自分は見ていますね。
そこはどれぐらいの期間で1万人いったら凄いとか そういうのは何かあったりします?
1年間で1万人以上いっているアカウントは結構すごいかなと思っています。
1年間運用してフォロワー1万以上いっているアカウントは参考にすべきアカウントだと。
そうですね。
ありがとうございます。
自分が参考にする同業種のアカウントに関しては、しっかりと伸びている伸びていないを把握して、他業種に関してはデザインのみをしっかり判別して参考にして、アカウントのリサーチを進めていく。
なるほど〜! ありがとうございます。
Q.ペルソナについて教えてください

というのを考えるための人物像のことをペルソナといいます。
僕実は堺さんが運営している5万人フォロワーの「ゆちょる」アカウントを見させてもらったんですが、「ゆちょる」アカウントは結構ペルソナ細かいですよね。
そうですね。
「ゆちょる」アカウントのペルソナはめちゃくちゃ細かく決まっていて、こことかは堺さんがペルソナを作る時の注意点と言いますか、どういうふうに作っていくのか流れなどあったりされますか?
僕の場合は…自分をペルソナに設定したんですが、その理由がペルソナの心情を把握しやすいからなんです。
自分と近しいパーソナル的な情報を知っている人をペルソナとして設定する方がいいのかなというふうに思っています
ちなみに「ゆちょる」アカウントのペルソナとか関しては、ここに書いてある項目とかをご自身でも実際にやってみたらいいと思います。
基本的に多分この記事をださっている方は、基本的にはインスタアフィリエイトとかを使って「5万円~10万円稼いでいきたい」という方が多いと思うんですが、まず 稼いでいこうと思った時に絶対に自分の好きなジャンルがいいと僕は思うんですよね。
だから多分「ゆちょる」アカウントなどは、堺さんが自分をペルソナにしたという話は僕はめっちゃいいなと思っていて、自分が好きで発信しやすい分野だから自分をペルソナにできるわけじゃないですか。
だからこそ 多分堺さん的にはそうやって自分の好きな領域のことをしっかり発信していったらいいよ!という想いもあったのかなとは思って…
そことかは実際にやってみてどうでしたか?
自分自身の悩みというのを追求して、それを発信できて 結果 ユーザーも響く。
同じ悩みを持っている人が多くて「これ私だけ・僕だけなのかな?」と思う悩みは結構色んな人が持っているんですよね。
だから今 自分が「こんな情報欲しいな」「こんなサービスがあったらいいのにな」と思うのは、多分 結構色んな人が思っていることなので、そこは自信持って自分をペルソナにしても大丈夫かなと僕も言い切れる部分ではあります。
前回のお話でマネタイズの部分とかもお話ししたと思うんですが、マネタイズから逆算したペルソナ設定も大事なのかなとは思っていて、その辺りは堺さん的にはどう思われます?
発信内容(スタート)とマネタイズ(ゴール)・スタートとゴールが違うと一貫性もなくなってしまうので、そういったところは密接にしっかりと考えるべきかなと思います。
「自分だったらこの商品買うしな」というのがあるからこそ、自分=ペルソナ というのが響きやすい。
ペルソナについてのどういう情報を書いた方がいいかというのは、この「ゆちょる」ペルソナ画像を貼っておきますので
これを参考にぜひ 自分のパーソナル情報を分析してペルソナというものを作ってみていただけたらと思います。

インサイトの追求というのは、僕自身もすごい大事だと思っています。
お客様が求めている本質的な欲求を追求していくという意味だと思うんですが、
Q.どういう流れでインサイトを追求するのですか?

ここは ぜひ僕もお聞きしたいです!
なので ユーザーが本当に求めている、本当に抱えている悩みを探っていくことがいいのかなと思います。
ちなみに「ゆちょる」アカウントのインサイトには、どういうものがあるんですか?
韓国語を学ぶ人達は、「韓国語も話したい」など表面では言っているけど、「推しへ近付きたい」というインサイトがあるのかなと思っています。
「有名なK-POPアイドルと同じ言葉を喋りたい!」ということですね!
なるほどな〜。
同じ言葉を喋べれていない自分が悔しくて、いかに同じ言葉を話せることで近づけるかということを彼ら・彼女らは思っているなと自分自身も発信していてそう感じています。
だから「ゆちょる」アカウントのインサイトというのは、「韓国語を学びたい」じゃなくて「韓国語を学ぶことを通じて推しのアイドルと同じ言葉を喋りたい」ということなんですね!
その先で新しい世界を見たいというか、韓国語を話せるようになった自分を通じて全く今までと違った新しい世界を見たいということが、インサイトとして表れているのかなというふうには思っていますね。
もしも英語とかだったら「英語を学びたい」じゃなくて「なんで英語を学びたいの?」というところですよね。
例えば「英語を学びたいな」「英語頑張っているし発信していきたいな」みたいに思っている時って、みんな「英語学びたい」と言っているけど、自分は例えば「アメリカのめちゃくちゃ素敵な女性と付き合いたくて英語を頑張っているんだ!」
というインサイトが自分にあったら、それを思っている人が結構いるのでそこを発信のインサイトとして使っていったらいいんじゃない?ということですかね。
なるほど! ありがとうございます。
一番大事な部分かなとは思うんですが、
Q.発信コンセプトはどのように決めていく?

他社と見比べて自分自身どういったことが強みとして持っているかな?どういったことを推していきたいかな?ということを大事にしていて、「コンセプトメイク」と言うんですけど、コンセプトを作っていくことを大事にしていきたい。
ちなみに「ゆちょる」アカウントではどういうコンセプトでやられているんですか?
日本人という立場で韓国語を教えているので、韓国人が教える韓国語よりも日本人目線で圧倒的にわかりやすいことというのをコンセプトとしてあげていたり、あとは 自分自身が留学をしていなかったため留学なしでも韓国語が話せるようになったことを活かしてコンセプトとして発信していますね。
「ゆちょる」アカウントのコンセプトを決めるまでには、他社のリサーチをして他社では 例えば「韓国語ペラペラですよ!」「留学経験あります!」みたいな人がやっているところを見て、逆に留学をしていない自分が喋れるのは強みなんじゃないか?というふうに捉えたということですね。
はい!
自分の弱みと思っていた部分が実は強みだったパターンが結構あると思うので、そこが恐らくリサーチ・ペルソナ・インサイトを追求していったからこそ見えてきたものなんだろうなというのがあると思います。
ありがとうございます。
本当に事業もですし、リサーチの段階で勝負が付いていると思っているので、全部リサーチで決まります!
Q.事業もインスタもリサーチが大事?

リサーチをしないと自分自身の強みも把握しづらいと思います。
なので 仰る通りリサーチありきのインスタのコンセプトというか発信の流れを決めていけるかなというふうに思っております。
さっきの①〜④というのは僕も事業作りで使う時にやるんですよね。
ペルソナを決めてインサイトを探してコンセプトを決める。
事業を作る流れとInstagramとかSNSのアカウントを作る流れはそこまで大きな差はないですね。
しっかり この流れを辿っていければインスタのアカウントだけじゃなくてもしも今後「自分で事業を作って起業したい」
「自分で大きな事業を作っていきたい」という方とかは、この流れをそのまま事業に踏襲したら絶対にいいものを作れる!と思います。
だからこそインスタという自分が0→1達成するところから学んでいっていただけたらと僕自身も心から思っております。
次回は…インスタ投稿作成編とリサーチが終わったから次はいざ運用ですね。
運用編について入っていきますのでぜひ 次の記事もご覧ください!
それではまた次の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました!
ありがとうございました!

いかがでしたか?
InstagtamやSNSアカウントを育てるのも、事業を確立させるのも、「リサーチ」は必須のスキルですね!
今回は同業種だけでなく他業種もリサーチすることで、活かせることがたくさんありましたね!
次回も引き続き堺さんからインスタ運用について根堀り葉掘り聞いていこうと思いますので、楽しみにしててくださいね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
【この記事を書いた人】
LINEマーケター豊田(@toyopi_unravel)
在学中に起業して4年目。
月10万PVのメディア編集長から130人のLINEマーケティング組織の代表へ。
特にLINEを主軸としたマーケティング戦略が得意で
現在は40社以上のwebマーケティングを支援している。