LINE運用ノウハウ

LINE運用でブロック率を1%台に抑えながら売り上げを上げる秘訣を大公開

ブロック率の減らし方
こんにちは!
LINEマーケターの豊田です。

突然ですが、あなたは今こんな悩みを抱えていませんか…?

LINEの登録者数は増えているものの、それに伴ってブロック率も増えていって・・・。
お客様に商品やサービスのファンになってもらうにはどうしたらいいのでしょう??

LINEの読者数が増えても特典を渡してすぐにブロックされたら辛いですよね・・・

今回はお客様のファン化が進んでいない指標としても使える
ブロック率を下げるLINEマーケティングの手法を解説します。

この記事で分かること
  • そもそもブロックされるって何?
  • ブロック率を下げる方法とは?
  • お客様種別ごとの配信内容

LINEのブロック率を下げることは売り上げUPにも大きく貢献します。

今回のノウハウはLINE運用担当者が明日にでもすぐ実践できる項目
たくさん詰まっていますので是非 最後まで読んでください。

【この記事を書いた人】
LINEマーケター豊田(@toyopi_unravel)
在学中に起業して4年目。
月10万PVのメディア編集長から130人のLINEマーケティング組織の代表へ。
特にLINEを主軸としたマーケティング戦略が得意で
現在は40社以上のwebマーケティングを支援している。

そもそもブロックされるって何?

まず最初にブロックとは
「配信が二度と流れて欲しくない」
「二度とやり取りをしたくない」

と思われてしまうからこそ起きてしまう現象です。

LINEブロックは友達とかでも使うワードのため、比較的身近なワードですが、
「二度とやり取りしたくない」
「二度と配信が来てほしくない」

と思われるようなアカウントは運用の仕方がひどいと思いませんか?

LINEの公式アカウントだと
ブロック率の平均が20~40%と言われているので
そのくらいの数値でも「公式アカウントだしな…」と
割り切って運用されている方もいらっしゃるかと思います。

ですが、40%だと半分近くの方に
「この人の配信いらない」
「この人の配信聞きたくない」

と思われてしまっている状況ですので、
個人的には改善の余地があると思っています。

これから解説する内容をしっかり理解し取り組んでいただければ、
ブロック率の数値が半減したり1%台を狙うことも可能です。

弊社では数千リスト・数万リストのお客様のアカウントを運用させてもらっています。

しかしながら
ブロック率が11%
なかには 7~8%まで下げた実績
も実際にございます。

その経験値に基づいてどういうことをしたら低ブロック率が実現できるのか?
それをこれから解説してきます。

 

ブロック率を下げる方法とは?

ブロック率を下げるために、
高度な心理学のテクニックや高度な運用スキルがいる
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
正直 全部必要ありません。

まず 知っておいていただきたいのがLINEの文化です。

LINEは友達・親友・恋人など身近な人とやり取りするためのツールとして
使うことが一般的には普及しております。

身近な存在しかいないトーク一覧の中に
LINE公式アカウントが入ってきたら異物感を覚えます。
異物という存在がパッと入ってこられたら違和感ありませんか?

ということは、公式LINEはそもそも身近な存在ではないということです。

このLINEの文化を踏まえてLINEの登録者は5種類に分けることができます。

  1. 潜在顧客
  2. まだまだ客
  3. 今すぐ客
  4. 購入者
  5. リピーター

ひとつずつ解説していきます。

①潜在顧客

LINEに登録しただけの段階。
サービスや会社のことをあまり詳しくは知らないお客さまのことを
潜在顧客と呼びます。

②まだまだ客

商品のことは認知しているし、
どういうサービスを提供している会社か把握はしているけれども
まだまだ商品を購入しようとは全く思えていない状態。
その登録者のことをまだまだ客と言います。

③今すぐ客

「とりあえず今すぐ商品が欲しい」
「今すぐ商品を買わせてくれ」

というとても濃い状態のお客様のことを今すぐ客と言います。

④購入者

一度でも商品を購入したことがある方を購入者と言います。

⑤リピーター

商品を何回も何回も繰り返し買っていただいたり、
使っていただいているお客様のことをリピーターと言います。

 

この通りLINEの登録者には5種類のお客様がいることを
まず頭に入れておいてください。

先述したLINEの文化と比較すると、この5種類の中でも、
今すぐ客以上のお客様は、どちらかと言えば
公式LINEのことを身近な存在と認知してくれています。

商品が欲しいと思っているということは
ある程度その商品のファンだったり、会社のファンだったりすることが多いです。

好きなアイドルのLINEを登録しているのと一緒で、
好きなアイドルからメッセージが来たら嬉しいですよね。

それと同じで自分の好きなサービスや好きな会社からメッセージが来ると
「今回はどんな役立つ情報を送ってくれたんだ?」
という風に見てくれますので、
身近な存在以上になっていることが多いです。

でも今すぐ客未満のお客様に関してはまだまだ身近な存在とは言えません。

だからこそ身近な存在でもない人から
商品のセールスや商品のアピールとかの通知が来たらどう思いますか?

普通にあまりいい気はしませんよね。

全然身近な存在でもない親しくもない人から急に
「好きだよ!」と言われても
「えっ!君のこと知らないんだけど・・・」
と言って終わりませんか?

こういったお客様の種別とLINEの文化さえ分かっていればあとは
お客様を細かくセグメント分けしていってお客様に合った配信をしていく。
これがポイントになってきます。

これができれば高度なテクニックなど使わなくても
ブロック率を下げながら安定してLINEを運用することができます。

お客様種別ごとの配信内容

弊社ではお客様の種別を把握するために
LINEのMAツール(マーケティングオートメーションツール)
を導入することをオススメしております。

弊社でオススメしているのは
LステップLMessageというツールです。

もしも既に何かしらのMAツールを入れている場合でしたらそのツールでしっかりと
セグメント配信やお客様を細かく分ける設定ができるものであれば問題ありません。

お客様の濃さを図るための2つの手法

では、どうやって分別していけばいいのか?について説明します。

お客様の濃さを図るためには、2パターンの手法があります。

お客様の濃さを図るための2つの手法
  1. コンテンツの視聴度合でお客様を判別する
  2. アンケートにお客様の濃さが分かる質問を必ず入れる

こちらもひとつずつ解説していきます。

①コンテンツの視聴度合でお客様を判別する

コンテンツの視聴度合いを測る方法として、登録特典があります。

LINE公式アカウントに登録した際に
何かしらの特典をプレゼントしたりクーポンをお渡しする
アカウントが多いと思います。

・クーポンを使用しているお客様
・登録特典のコンテンツを見ているお客様

上記アクションがあるお客様は
会社やサービスのファンになっていることが多いです。

ファンになって情報や特典を求めてLINE登録してくれているので、
コンテンツやクーポンを使ったり見てくれている場合には、
このお客様は今すぐ客以上になる可能性が高いです。

登録特典すら見ていないお客様に関しては、
お客様のファン化の度合いはまだまだ薄く
今すぐ客未満に分けた方がいいでしょう。

お客様の濃さを分けて
今すぐ客以上・今すぐ客未満に分けることもあります。

②アンケートにお客様の濃さが分かる質問を必ず入れる

そして 2つ目は弊社オリジナルの手法になりますが、
毎回登録した直後にお客様の個人情報を取得するような
アンケートを取ることが多いです。

例えば セミナー運営を行っている会社であれば、
アンケート内容に
「弊社の運営しているセミナーに参加したことはありますか?」
という項目を入れておきます。

その質問に「あります」と答えたお客様は
会社の商品やサービスについて知っていたり、
もっと詳しく聞きたい!と思うファンだからこそ
セミナーを受けている方が多いです。
だからこそセミナーの受講者は今すぐ客以上に分類することが望ましいです。

逆にセミナーに参加したことがないという場合は
商品やサービスについてまだ認知していない可能性もありますので
そのお客様に関しては今すぐ客未満に分けることが多いです。

このようにアンケートの中に
今すぐ客以上・今すぐ客未満が分かるような情報を取得できる質問を用意しておく
と簡単にお客様の種別を把握することができます。

弊社としては2つ目の手法を使うことをオススメしております。

それではここからは、お客様種別ごとの配信内容をどのように分けるか?と解説していきます。

今すぐ客未満のお客様への配信内容

そもそも今すぐ客未満のお客様に関しては、今すぐ客以上になってもらって
商品を購入していただけるお客様になっていくための教育コンテンツが必要です。

なぜそのお客様が今すぐ客未満なのかについてですが、大体のお客様が、

・商品で解決できる問題点をそもそも知らない。
・問題点を自分が持っているかもしれないという認識がない。

上記2点の理由が多く見られます。

「こんな問題持っていないからその商品は必要ない」
という状態であれば、商品を買うわけがありません。

買うわけないと思っているジャンルの商品を急にセールスされても
「いやいや俺この商品いらないし!」となり、
買わないパターンがほとんどで
「こんな配信をしてくるやつはいらない」となりブロックされてしまいます。

だからこそ順番としては問題・課題をお客様に認識してもらう
そんなコンテンツを配信していきましょう!

お客様が自分の状態や自分の問題点を認識できる
クイズを配信してあげたり、お役立ち情報を日々配信していく。

このような配信をしていくと
お客様がしっかりと課題・問題を自分ごと化して
「こんな問題あるかもしれない」と
第1ステージを突破することができます。

まずはこういった配信を今すぐ客未満の方にしてください。

そこで次にクイズに毎回答えていたり、お役立ち情報を毎回見ていて
自分の今の課題や問題を認識できつつあるお客様に関しては次のフェーズに移ります。

「お客様の持っている課題を解決できるのはうちの商品です」
というアピールをしたら必ず次に訪れるお客様の心理状況としては
「他のサービスと比較検討してみよう」ということです。

だからこそサービスのアピールをすると同時に
自社の商品がいかに他の競合他社と比べて優位性を秘めているのか。
ここを伝えていけるコンテンツや配信をしっかりと行っていきましょう。

この配信の仕組みを作れれば、
今すぐ客未満のお客様を今すぐ客以上に教育することができて
商品の販売速度も上げつつブロック率を下げることができます!!

そこまで難しい話をしていないので、
LINE運用担当者は明日でも今日でも
今すぐにでもお伝えしたことを始めていただけたらと思います。

これだけでブロック率は大幅に下がります。

今すぐ客以上のお客様への配信内容

今すぐ客以上のお客様は、相当濃いサービスや会社のファンであり、
今すぐ商品を求めてきて下さっているわけですので今すぐ商品を売ってください!
濃いお客様に関してはすぐセールスに移って大丈夫です。

そもそもそういった情報とか新しい商品・情報を求めて
LINE登録している方がほとんどですので、
今すぐ客以上のお客様に関しては
すぐに新しい商品の情報や他の商品の情報をお伝えしていきましょう。

このように配信内容を今すぐ客未満・今すぐ客以上に分けていくと
ブロック率を下げながらでもしっかりと売り上げを作っていける、
そんなアカウントを作ることができます。

実際に弊社で運用しているアカウントの運用改善フローの4ステップがあります。

実はLINEマーケティングは、見るべき数値が決まっています。
特定の数値を見て、その数値を改善するだけで結果が出てきます。

これは先程話した、今すぐ客未満のお客様に対してであれば、
コンテンツの視聴具合を見て、しっかり教育されているかを確認します。

それ以降の数値や見方に関しては、4つのステップにまとめて
「LINEマーケティングの教科書」に実際に記載しております。

もしLINE運用担当者でLINE運用フローを改善していきたいとか
もっとLINEの数値を上げていきたい!と思っている方には、
今すぐ手に取ってほしいものなので、是非ゲットしてみてください!

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まとめ

今回は、LINE運用でブロック率を1%台に抑えながら売り上げを上げる手法について解説しました。

本日のまとめ
  1. ブロックされるとはどういうこと?
  2. ブロック率を下げる方法とは?
  3. お客様種別ごとの配信内容

ぜひこの記事を参考に、お客様種別を把握し、ブロック率を下げながら売上を上げる参考にしてくださいね!

それでは今回はここまでになります。
最後までお読みいただきありがとうございました!

【この記事を書いた人】
LINEマーケター豊田(@toyopi_unravel)
在学中に起業して4年目。
月10万PVのメディア編集長から130人のLINEマーケティング組織の代表へ。
特にLINEを主軸としたマーケティング戦略が得意で
現在は40社以上のwebマーケティングを支援している。